鍋島緞通

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吉島伸一の写真

継承者としての使命は、日本の伝統工芸を絶やすことなく、誇りをもって子孫へ繋いでいくことではないでしょうか。

三代目 吉島伸一

父である正清の後を継ぎ、昭和42年に私、伸一が母義子と、妻ひさ子と共に久留米の地で吉島敷物を設立。 ただ一軒の織元として伝統の技術を守ってきました。平成14年ギャラリー「緞」、18年「吉島家緞通ミュージアム」の設立を機に、私の悲願であった創業地佐賀市赤松町への里帰りを果たし、生産を続けてまいりました。 そして平成24年4月鍋島緞通の技術を吉島家として守っていく為に「吉島伸一鍋島緞通株式会社」を設立し、 新たに4代目として長女の吉島ひろ子が伝統技術の継承者として就任し、鍋島緞通の生産を始めることになりました。 新しい工房無寒暑庵の名称の由来は、寒さ、暑さを超越して、 一心不乱に鍋島緞通の制作に打ち込むという意味をこめてつけました。この工房では鍋島緞通の伝統伝承を受け継ぎ、素材、デザイン、色彩をさらに研究し時をかけ、ゆっくりと質の高いものを目指します。

生年月日
昭和16年12月1日生
昭和42年3月
伸一と妻ひさ子と母義子が久留米にて事業再開。
昭和56年3月12日
福岡県特産工芸品指定
昭和57年
第六回全国伝統工芸品展通商産業省
生活産業局長賞を受賞
平成8年
第20回全国伝統的工芸品展
商工中金理事長賞を受賞
平成15年3月31日
佐賀県伝統的地場産業品指定
平成18年4月6日
吉島伸一 有限会社鍋島緞通吉島家 設立
(平成22年1月20日に、
有限会社から株式会社へ移行)
平成18年4月28日
鍋島緞通吉島家ミュージアムオープン
場所:佐賀市赤松町1-28
平成24年4月9日
吉島伸一 鍋島緞通吉島家を退社
平成24年4月17日
吉島伸一 鍋島緞通株式会社設立
平成24年10月
工房無寒暑庵 設立

吉島ひさ子の写真

先祖代々受け継がれてきた心技を、自分のものとして進化させ、母とともに精進して参ります。

三代目の妻 吉島 ひさ子

21歳で結婚。その後吉島家の家業である緞通に携わり半世紀近い年月を主人と共に歩んでまいりました。又、はからずもこうして新しい織元を立ち上げ、原点に立ち返って、一枚の作品に向き合うことを心掛け、皆様が無寒暑庵または展示会場にお越しいただいてお手に触れていただき、感動を覚えていただける作品作りを伝承、伝統ある織元として後世に伝えるべく織りなしていきたいと思っています。

四代目 吉島 ひろ子

両親は私が誕生した年に会社を再開。幼い時より『お手伝い』と称して祖母の横に座り緞通を織る事を覚え、工房を遊び場として育ってきました。結婚後母が体調を崩したのをきっかけに本格的に緞通を織り始め『100年後に残る作品作り』を目標に毎日一段一段織り続けています。

五代目 吉島 夕莉子

幼い頃より祖父母・母が会社で緞通に携わっている姿を見て育ちました。美大にて基礎を学んだ経験を活かし、伝統を重んじながらも新しい緞通作りを目指していきます。

吉島ひろ子の写真

継承者としての使命は、日本の伝統工芸を絶やすことなく、誇りをもって子孫へ繋いでいくことではないでしょうか。

機織りの様子

機織りの様子02

私たちの毎日は三百年以上続く伝統継承の中で、ただ一心に制作に励んでおります。その昔からの素材と技法を大事にし、先人達の思いを込めて晴れの舞台に通用する緞通を織っています。私たち織師は、毎日織機の前に座ることでしか、習得できない微妙な手の感覚や複雑で繊細な動作があります。そして、何より平常心が要求されます。これらの全てが揃った時に、初めて真の鍋島緞通の作品を創り上げることができるのです。